高速道路JCT・IC工事


ジャンクションとは、主として高速道路において、別の高速道路の路線を接続する場所に設けられる施設を言います。JCTと略記される場合が多いようです。
また、高速道路と一般道路の接続地点に設けられる同様な施設は、インターチェンジと言い、ICと略記される場合が多いのです。

設計・計画時と違って、土木工事段階での相違はあまりないので、今回は同じような工事として扱います。
また、その平面形状によって、いろいろな呼び方がありますが、ここではそれも省略します。興味のある方は、社団法人日本道路協会のサイトに、簡単な説明がありますからご覧ください。

こうした工事は、何といっても土工事が主体で、その中に構造物が点在するような形が取られます。
また、新設の場合と、既設道路に新たに設ける場合とでは若干の手順の相違がありますが、いずれにしても、平面的に大きな工事となるので、その施工手順が全体の工期や工費に大きな影響を及ぼすことになります。

写真1 全体(IC)

写真1は、完成近いインターチェンジの様子です。まだ法面の保護などは行われていない場所がありますが、形状はほぼ出来上がっています。

以下は、施工途中の様子で、まず土工事です。

土工事1 土工事2
写真2 土工事(JCT)1 写真3 土工事(JCT)2

写真2は、JCT工事の全体を眺めたところです。写真3は、同じJCTの既設道路の改良です。この工事は、既設の高速道路に、新設の高速道路がT型に交わる工事です。

土工事3
写真4 土工事(JCT)3 写真5 現況

写真2の手前が既設高速道路で、写真4の手前に見えます。橋台が完成しています。既設道路の方面から望めば、写真5のようです。
こうした土構造物には、その法面を保護する構造物が付属する場合が多いのです。写真6と7にその例を示します。

垂直壁面 法面保護
写真6 垂直壁面(IC) 写真7 法面保護(IC)

構造物は、いろいろありますが、道路構造を立体的にするため、ボックス・カルバート形式をとることが多いようです。
写真8は施工(コンクリート打設)中。写真9は、最近とりいれられている、トンネルの壁面が崩壊してコンクリート塊が落下しないようにする網の例です。

構造物工1 構造物工2
写真8 構造物工(JCT)1 写真9 構造物工(JCT)2

写真10は、構造物が完成したところ。よく見ると左の端にチェーンが下がっています。その様子が写真11です。
これは、先に構造物を完成させ、その周囲を盛土するような場合、重機やダンプトラックが行きかいますが、それが、せっかく作った構造物に衝突して破壊しないように、オペレータやドライバーに注意を促すアイデアです。

構造物工(IC)1 構造物工(IC)2
写真10 構造物工(IC)1 写真11 構造物工(IC)2

この工区は盛土による道路が主体ですが、隣接工区は構造物(高架)が主体です。橋脚が迫ってきています。

隣接工区
写真12 隣接工区の橋脚群(JCT)


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