東京電力神流川発電所見学記

 

本シリーズは、市民の身近にある土木の姿を写真とともにご紹介していくことを目指しています。しかし、土木の成果は、地下や山の中などにも多く、なかなか目に触れる機会が無いものも多くあります。
今回は、生活に最も密着している電力を生み出す「発電所」の見学をする機会に恵まれたので、特別編として掲載します。何が特別編なのかは、あまり深く考えずにいてください。筆者は長い間土木の世界にいましたが、実は地下発電所を見学するのは、今回が初めてなのです。そんな意味です。

では、最初に見学の概要から。

  1. 見学会主催 社団法人日本技術士会建設部会
  2. 見学場所  東京電力 神流川発電所(群馬県上野村)
  3. 見学日時  20011025
  4. 発電所の概要
    揚水式水力発電所(最大出力
    2,700,000W
    有効落差 
    653
    1号水路系 導水路  内径8.2m    延長 2,445
         
    水圧管路  内径8.2m2.3m 延長 1,398m(1,366m)
          放水路  内径
    4.1m〜8.2m 延長 2,270
    地下発電所空洞(
    1号空洞)地表下500m 幅33.0m 高さ52.1m 長さ215.9
    450,000W発電機×4台設置予定
    発電開始予定 
    20057月(初号機450,000W
  5. ダムの概要
    上部調整池ダム(長野県南相木村、信濃川水系南相木川)
    中央土質遮水壁型フィルダム、高さ
    136.0m、提頂長444.0m、提体積7,220,000
    総貯水量 
    18,400,000

    下部調整池ダム(群馬県上野村、利根川水系神流川)
    重力式コンクリートダム、高さ 
    120.0m、提頂長350.0m、提体積720,000
    総貯水量 
    19,100,000

(日帰りであったため、上部調整池ダムは見学できませんでした)
では出発しましょう。

当日は非常に良い天候に恵まれ、群馬県高崎駅前に集合しました。東京電力の方でバスの用意だけでなく案内の方まで迎えにきてくださっていました。
予定を少し遅れて
1040高崎駅を出発。総勢20人弱が国道462号線を目的地に向かいます。

車中の様子


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