50回利根川水系連合水防演習
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梅雨の季節を目前にした519日、利根川左岸茨城県取手市の取手緑地運動公園で、第50回利根川水系連合水防演習が行われました。今回は50回という節目に加えて建設省から国土交通省に衣替えした第1回目ということなのか、NHKの衛星第一放送で一部同時中継もされましたから、ご覧になった方も多いことと思います(もっとも、放送の方は、アナウンサーと解説者の顔ばかり写しており、ビデオ映像をその合間に入れていたため、実につまらない番組になっていました)。また、参加水防団人数を上回る住民参加も初めてなのだそうです。
今回は、演習の様子をお伝えするとともに、水害への備えを「身近な土木」特別編としてご紹介したいと考えます。

●オープニング(850930
取手市坂東太鼓の会、取手松陽高校音楽部の演奏。想定では、このとき台風三号が接近して午前3時に「利根川洪水注意報(気象庁・関東地方整備局合同発表)」が出たことになっています。一般の見学者はまだ少なく、消防団関係者などの姿が目立ちました。

●開会式(9301000
入場は、さすがに緊急時に活動する消防団らしく、水防団長を先頭に、両手を腰にした駆け足です。婦人防火クラブ、取手市立各中学校の生徒、企業の代表も参加しています。郵便局の参加は目を引きました。開会の辞のあとに、国旗掲揚がありました。国旗掲揚のため起立し国歌演奏を聞くのは何年振りでしょうか。演奏は陸上自衛隊第一音楽隊です。


開会式


扇大臣の挨拶(参加者の中で一番元気な声でした)以下、知事、関東整備局長、取手市長と続きます。終盤近く男子中学生が蒼白な顔をして列外に連れ出されました。気分が悪くなったようです。その後のことはわかりません。なんでもなければよいですが。
訓示のあと、いよいよ想定が発表され、「水防警報(出動)発令」です。
このあたりから、南風が強くなり、まだ着席者の少ないテント内一般席のパイプ椅子が、ちょうど椅子の背に後ろから風を受けてなぎ倒され始めます。

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